ポート番号とは、1台のサーバの中で「どのサービス宛ての通信か」を見分けるための番号です。IPアドレスが「建物の住所」なら、ポート番号は「部屋番号(内線)」に当たります。よく使う番号を一覧で押さえておくと、通信の切り分けが一気に速くなります。
ポート番号の3つの区分
- ウェルノウンポート(0〜1023): HTTPやSSHなど、代表的なサービス用に予約
- 登録済みポート(1024〜49151): アプリが使う(MySQL 3306 など)
- 動的/エフェメラルポート(49152〜65535): 通信のたびに一時的に使われる
よく使うポート番号一覧
| ポート | プロトコル | サービス |
|---|---|---|
| 20/21 | TCP | FTP(データ/制御) |
| 22 | TCP | SSH |
| 23 | TCP | Telnet |
| 25 | TCP | SMTP(メール送信) |
| 53 | UDP/TCP | DNS |
| 80 | TCP | HTTP |
| 110 | TCP | POP3 |
| 143 | TCP | IMAP |
| 443 | TCP | HTTPS |
| 3306 | TCP | MySQL |
| 3389 | TCP | RDP(リモートデスクトップ) |
| 5432 | TCP | PostgreSQL |
| 6379 | TCP | Redis |
CCNAでも「このサービスは何番か」がよく問われます。80/443/22/53 あたりは即答できるようにしておくと安心です。
開いているポートの確認方法
Linuxでは、待ち受けているポートを次で確認できます。
ss -tuln # 待ち受けポート一覧(netstatの後継)
netstat -tuln # 従来コマンド
相手のポートが開いているかは、
# Windows
Test-NetConnection 相手IP -Port 443
# Linux/Mac
nc -zv 相手IP 443
で確認できます。「Webは見えるのにSSHできない」なら22番、といった具合に、ポート単位で切り分けられます。
まとめ
ポート番号は「サービスの内線番号」。ウェルノウンポート(特に22/25/53/80/443)を覚え、ss -tuln で待ち受けを、Test-NetConnection/nc で疎通を確認できるようにしておくと、通信トラブルの切り分けが格段に速くなります。