RackShareRackShareラックを、シェアしよう

nslookupとdigの使い方|DNSの名前解決を調べる(違いも解説)

ネスぺ社長 ・ 公開 2026-08-28 ・ 更新 2026-09-04 ・ 閲覧 66

nslookupとdigは、どちらも DNSの名前解決を調べる コマンドです。「ドメインがどのIPに向いているか」「DNSの設定は正しいか」を確認でき、Web公開やメール、障害調査で頻出です。使い方と違いをまとめます。

nslookup:手軽に引く

nslookup example.com          # ドメイン → IP を調べる
nslookup 93.184.216.34        # IP → ドメイン(逆引き)
nslookup example.com 8.8.8.8  # 使うDNSサーバを指定して引く

Windowsにも標準で入っていて、手軽に使えるのが利点です。「サイトが見えない」ときに、まず名前解決できているかを確認できます。

dig:詳細に調べる(Linux/Mac定番)

digは、より詳しくDNSを調べられるツールです。

dig example.com A          # Aレコード(IPv4アドレス)
dig example.com MX         # メールサーバ
dig example.com NS         # 権威DNSサーバ
dig example.com TXT        # SPF/DKIMなどの設定
dig example.com +short     # 結果だけ簡潔に表示
dig example.com @8.8.8.8   # 指定DNSサーバに問い合わせ

+short は結果だけをスッと出せて便利です。

ルートから辿って原因を突き止める

dig example.com +trace

ルートサーバ →.com →権威サーバ、と辿る様子が見えるので、「どの階層で名前解決が失敗しているか」を切り分けられます。

nslookupとdigの違い

nslookup dig
標準搭載 Windows/多くの環境 Linux/Mac(要導入も)
情報量 手軽・簡潔 詳細(レコード種別・trace)
用途 ざっと確認 詳しい調査・切り分け

手軽に確認するならnslookup、詳しく調べるならdig、という使い分けです。

よくある調査シーン

  • 「サイトが見えない」→ 名前解決できているか(IPが返るか)
  • 「ドメインを切り替えたのに反映されない」→ TTLとキャッシュ、+trace で確認
  • 「メールが届かない」→ dig MX で宛先サーバを確認

まとめ

nslookupは手軽に、digは詳しくDNSを調べるコマンド。dig +short で素早く、dig +trace で階層を辿って原因特定、レコード種別(A/MX/NS/TXT)で用途別に確認できます。名前解決の切り分けは障害対応でも頻出なので、両方使えるようにしておくと強いです。

♥ 0(いいねはログイン後)

コメント 0 件

コメントするにはログインしてください。