技術力があっても、客先での立ち回りで詰まることがあります。3年目までに学んだ、現場作業を乗り切るコツをまとめます。
現場作業は「段取り」が9割
現地では、時間も環境も限られます。だからこそ事前準備が全て。
- 作業手順書(時系列で、誰が何をするか)
- 必要な物(ケーブル、変換、config、予備機、工具)のチェックリスト
- 入館手続き、作業可能時間、立ち会いの有無の確認
- 切り戻し手順と、撤退ラインの合意
「現場で足りないものに気づく」を防ぐのが、事前準備の目的です。
作業時間の見積もりは余裕を持つ
現場は予定通りに進みません。トラブル、確認待ち、想定外の環境差。見積もりには必ずバッファを入れます。特に、既存環境に手を入れる作業は、切り戻し時間まで含めて計画します。
報連相を欠かさない
- 作業前: 「今から何をするか」を関係者に共有
- 作業中: 想定外があれば、勝手に進めず一度止めて相談
- 作業後: 結果(成功/課題)を報告
特に、既存の通信に影響が出る作業では、影響のタイミングを事前に伝えておくと、トラブルになりにくいです。
顧客とのコミュニケーション
- 専門用語を並べず、相手に伝わる言葉で説明する
- 「できること・できないこと」を正直に伝える
- 想定外が起きたら、隠さず早めに共有する
信頼は、技術力だけでなく、こうした誠実さで積み上がります。
撤退の判断を持っておく
うまくいかない時、無理に押し切ると二次被害を生みます。「ここまでで解決しなければ、切り戻して撤退し、後日仕切り直す」というラインを、事前に決めておきます。切り戻せる状態を作ってあれば、落ち着いて判断できます。
まとめ
現場作業は、段取り(手順書・持ち物・時間見積もり)と、報連相・撤退判断で決まります。技術は事前準備で持ち込むもの、現場でやるのは「準備したことを、確認しながら実行する」こと。3年目でも、準備と誠実な報告を大事にすると、現場は乗り切れます。