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構築現場のコンフィグ投入|事前準備とダブルチェックの型

山田 ・ 公開 2026-07-05 ・ 更新 2026-09-04 ・ 閲覧 60

本番機器へのconfig投入は、構築で一番緊張する瞬間です。事故らないための準備と確認の型をまとめます。

現場でconfigを考えない

鉄則は、現場で設定を考えないこと。パラメータシートから作った完成configを事前に用意し、現場では「投入と確認」だけをします。考えながら打つと、必ずミスが出ます。

投入前の準備

  • 機器ごとの完成configをテキストで用意(コピペで流せる状態)
  • 投入順序を決める(依存関係:先にVLAN、次にIF、など)
  • 現行機器なら、投入前に現行configをバックアップ
  • 切り戻し手順(元に戻す方法)を用意

投入の手順

  1. コンソール/SSHで接続
  2. (現行機なら)現行configを保存
  3. configを投入(セクションごとに分けて流すと確認しやすい)
  4. show run で反映を確認
  5. 疎通・冗長切替などを試験
  6. copy run start で保存

ダブルチェックの入れ方

  • 投入者と確認者を分ける: 可能なら別の人が show で確認
  • チェックリストで機械的に: 「VLANが全部あるか」「IFのIPは合っているか」を項目で確認
  • diffを取る: 投入前後のconfigを比較し、意図した差分だけになっているか

危険な操作に注意

  • インターフェースの shutdown を管理経路側でやると、自分が締め出される
  • ルーティング変更は、経路が切れる瞬間に注意
  • ACL適用は、管理通信を弾かないか事前確認

リモートで作業する時は特に、「自分の接続を切らないか」を常に意識します。

保存と記録

投入が終わったら、必ず startup-config に保存し、作業ログ(時刻・投入内容・確認結果)を残します。後で「何をしたか」を追える状態にしておきます。

まとめ

config投入は「事前に完成品を用意し、現場では投入と確認に集中、ダブルチェックで担保」が型です。現場で考えず、戻せる状態を作ってから進める。この段取りが、本番作業の安心につながります。3年目でも、準備を丁寧にやった時ほど事故りませんでした。

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