Cisco機器を構築するとき、最初に入れる「お決まりの基本config」があります。毎回ゼロから考えないためのテンプレとして共有します。
ホスト名とドメイン
hostname CoreSW-01
ip domain-name example.local
ログインとパスワード(最低限のセキュリティ)
enable secret <強力なパスワード>
service password-encryption
username admin privilege 15 secret <パスワード>
enable password ではなく enable secret(ハッシュ化)を使うのが基本です。
SSHを有効化(telnetは使わない)
ip domain-name example.local
crypto key generate rsa modulus 2048
line vty 0 4
transport input ssh
login local
平文のtelnetは避け、SSHで管理します。鍵生成にはドメイン名が必要です。
管理用IPと到達性
interface Vlan1
ip address 192.168.0.10 255.255.255.0
no shutdown
ip default-gateway 192.168.0.1
(L3機器ならSVIとルーティングに合わせて調整)
時刻同期(NTP)
ログの時刻を正しく保つため、NTPは必ず入れます。
ntp server 192.168.0.1
clock timezone JST 9
時刻がズレると、障害調査でログの突き合わせができなくなります。地味ですが重要です。
ログ転送(Syslog)とSNMP
logging host 192.168.0.20
snmp-server community <文字列> RO
監視サーバへログとメトリクスを送る設定です。運用フェーズで効いてきます。
不要サービスを止める
no ip http server
no ip http secure-server
使わない管理サービスは閉じておくのがセキュリティの基本です。
保存を忘れない
copy running-config startup-config
設定は保存しないと、再起動で消えます。構築の締めに必ず実行します。
まとめ
初期configは「ホスト名・認証・SSH・管理IP・NTP・Syslog/SNMP・不要サービス停止・保存」がテンプレの骨格です。毎回これをベースに、機器ごとの差分を足していけば、構築が速く・安全になります。自分用のテンプレを1つ持っておくのがおすすめです。