「試したいけど、PCに色々インストールして汚したくない」。そんな時こそDockerです。使い捨ての検証環境を、コンテナで手軽に作る方法を紹介します。
なぜ検証にDockerが向くのか
ミドルウェアやツールを試すのに、いちいちPCへインストールすると、環境が汚れ、後片付けも大変です。Dockerなら、コンテナの中で試して、終わったら消すだけ。ホストを一切汚さないのが最大の利点です。
すぐ試せる例
# nginxを一瞬で立てて試す
docker run -d -p 8080:80 nginx
# MySQLを試す
docker run -d -e MYSQL_ROOT_PASSWORD=pass -p 3306:3306 mysql:8
# Redisを試す
docker run -d -p 6379:6379 redis
試し終わったら、
docker ps … 動いているものを確認
docker stop <ID> … 止める
docker rm <ID> … 消す
で、きれいさっぱり片付きます。ホストにはMySQLもRedisも残りません。
コンテナの中に入って試す
docker run -it ubuntu bash
これで、まっさらなUbuntu環境の中に入れます。コマンドを試したり、壊したり、好きにできます。抜けて消せば、跡形もなし。Linuxコマンドの練習台にも最適です。
docker composeで複数まとめて
Web+DBのような組み合わせを試すなら、compose.yamlに書いて一発起動。
services:
web:
image: nginx
ports: ["8080:80"]
db:
image: mysql:8
environment:
MYSQL_ROOT_PASSWORD: pass
docker compose up -d … まとめて起動
docker compose down … まとめて削除
学習での使いどころ
- ミドルウェア(DB、キャッシュ、Webサーバ)の挙動を試す
- Linuxコマンドの練習(使い捨てのubuntuコンテナで)
- アプリの動作確認を、環境を汚さずに
注意点
- コンテナを消すと、中のデータも消える(永続化したいならボリュームを使う)
- あくまで検証用。本番運用は、また別の設計が必要
まとめ
Dockerは「使い捨ての検証環境」を一瞬で作れる、学習の強い味方です。ホストを汚さず、試して、消すだけ。ミドルウェアの動作確認も、Linuxコマンドの練習も、環境を気にせず思い切りできます。まずは docker run -it ubuntu bash で、汚れない実験室を手に入れてみてください。