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Wiresharkで自分の通信を覗いてみる|パケット観察のはじめ方

Tomo@自宅ラボ ・ 公開 2026-07-18 ・ 更新 2026-09-04 ・ 閲覧 32
検証 #DNS

「パケットを見る」と聞くと難しそうですが、Wiresharkで自分のPCの通信を眺めるだけでも、通信の仕組みが体感できます。始め方を紹介します。

まず自分の通信を見てみる

Wiresharkをインストールし、自分のネットワークインターフェースを選んでキャプチャを開始。ブラウザでサイトを開くだけで、大量のパケットが流れ始めます。「普段こんなにやり取りしているのか」と驚くはずです。

表示フィルタで絞る

流れるパケットは膨大なので、フィルタで絞ります。

dns                     … DNSの問い合わせ・応答
http                    … HTTP通信
tcp.port == 443         … HTTPS
ip.addr == 8.8.8.8      … 特定IPとの通信
tcp.flags.syn == 1      … 接続開始のSYN

名前解決を目で追う

dns でフィルタして、ブラウザでサイトを開くと、

  1. 「このドメインのIP教えて」という問い合わせ
  2. 「このIPです」という応答

が見えます。教科書で読んだDNSの動きが、目の前で起きているのを確認できます。

3ウェイハンドシェイクを観察する

tcp でフィルタし、接続の始まりを見ると、SYN → SYN/ACK → ACK の3パケットが並びます。TCPが「握手してから通信する」のを、実際のパケットで確認できるのは感動的です。

HTTPのやり取りを覗く

暗号化されていないHTTP通信なら、リクエスト(GET /...)とレスポンス(200 OK)の中身まで見えます。「Webはこうやってページを取ってくるのか」が一目で分かります。

学びになる観察テーマ

  • pingを打って、ICMPのechoとreplyを見る
  • ページ読み込み時の、DNS→TCP→HTTPの流れを追う
  • 再送(tcp.analysis.retransmission)が起きる様子

注意点

  • キャプチャには通信内容が含まれます。他人の通信を勝手に覗くのはNG。自分の通信、自分の環境で。
  • 暗号化通信(HTTPS)は中身が見えません(ヘッダやハンドシェイクは見える)。

まとめ

Wiresharkは「ネットワークのレントゲン」ですが、最初は自分の通信を眺めるだけで十分学びになります。DNS・TCPハンドシェイク・HTTPの流れを目で追うと、教科書の知識が実体を持ちます。まずは自分のPCで、サイトを1つ開く様子をキャプチャしてみてください。

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