「ping が通りません」。勉強中の身でもよく遭遇します。焦って闇雲に触ると余計こじれるので、自分用の切り分け手順をまとめました。
まず「どこまで通るか」を確認する
pingは近い所から順に試すのが鉄則でした。いきなり遠いサーバへ打つのではなく、
ping 127.0.0.1(ループバック)… 自分のTCP/IPが生きているかping 自分のIP… 自分のNICの設定が正しいかping デフォルトゲートウェイ… 同じネットワーク内は届くかping 相手のIP… 目的地まで届くかping 8.8.8.8… インターネットへ出られるかping google.com… 名前解決(DNS)まで含めてOKか
どこで初めて失敗するかで、原因の場所が絞れます。3で失敗ならローカル、5はOKだけど6がNGならDNSの問題、という具合です。
よくある原因トップ5
自分がハマった順に並べると、
- IP/サブネットマスクの設定ミス: 相手と違うネットワークになっている
- VLAN違い: 同じスイッチでもVLANが別だと通らない
- デフォルトゲートウェイ未設定: 別ネットワークへ出られない
- ファイアウォール/ICMPブロック: 相手は生きているのにpingだけ弾かれる
- ケーブル/リンクダウン: 物理を疑うのは最後、でも意外と多い
使うコマンド
Windowsなら、
ipconfig /all … 自分のIP・マスク・GW・DNSを確認
arp -a … 同一セグメントの相手のMACが取れているか
tracert 相手 … どこまで届いてどこで止まるか
Ciscoルーターなら、
show ip interface brief … インターフェースがup/upか
show ip route … 宛先への経路があるか
「pingが通らない=壊れている」ではない
大事な気づきとして、pingはICMPというプロトコルを使うので、セキュリティでICMPだけ止めている環境では、通信自体は正常でもpingは失敗します。Webは見えるのにpingは通らない、というのはよくあります。pingの結果だけで「壊れている」と判断しないのが、地味に大事なポイントでした。