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ログの読み方|/var/log と journalctl で障害の足跡を追う

佐藤 ・ 公開 2026-06-21 ・ 更新 2026-09-04 ・ 閲覧 117

障害対応で頼りになるのはやっぱりログです。運用でよく使うログの見方を、実務目線でまとめます。

まずどこを見るか

Linuxの代表的なログは、

  • /var/log/messages(RHEL系)/ /var/log/syslog(Debian系) … システム全般
  • /var/log/secure / /var/log/auth.log … 認証・SSH関連
  • /var/log/cron … cronの実行
  • アプリ個別のログ(/var/log/nginx/ など)

「いつ何が起きたか」を追うなら、まずシステムログと、対象アプリのログを時刻で突き合わせます。

時刻で絞るのが基本

障害発生時刻の前後を切り出すのが定石です。

grep "10:30" /var/log/messages
less +G /var/log/messages     ← 末尾(最新)から見る
tail -f /var/log/nginx/error.log   ← リアルタイムで追う

tail -f は、再現しそうな操作をしながらログが流れるのを見られるので、切り分けで重宝します。

systemd環境なら journalctl

最近のディストリはsystemdなので、journalctlが強力です。

journalctl -u nginx            … サービス単位で見る
journalctl --since "10:00" --until "10:40"   … 時刻で絞る
journalctl -p err -b           … 今回起動分のエラー以上だけ
journalctl -f                  … リアルタイム追尾

サービス単位・時刻・重要度で自在に絞れるので、慣れると調査が速くなります。

エラーの「最初の1件」を探す

障害時はエラーが大量に出ますが、大事なのは一番最初のエラーです。後続は連鎖した二次エラーであることが多いので、時系列で一番早いエラーメッセージを起点に原因をたどります。

ログを読むコツ

  • 「正常時のログ」を普段から見ておく(異常に気づける)
  • タイムスタンプは絶対に信じる。体感時刻とズレることがある(NTPずれも疑う)
  • 分からないエラーメッセージは、そのまま検索する

ログは「障害の防犯カメラ」です。読み方の型を持っておくと、原因究明のスピードが段違いになります。

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