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インフラエンジニアが最低限おさえるべきセキュリティの基本

みさき ・ 公開 2026-07-06 ・ 更新 2026-09-04 ・ 閲覧 133
キャリア・働き方 #VPN#セキュリティ

「セキュリティは専門チームの仕事」と思っていませんか。インフラを触る全員が押さえるべき、セキュリティの基本をまとめます。

セキュリティは全員の仕事

どれだけ立派なファイアウォールがあっても、サーバの設定が甘ければそこから破られます。インフラエンジニアが日々作るサーバやネットワークの一つひとつが、セキュリティの最前線です。専門チームだけの仕事ではありません。

1. 最小権限の原則

「必要な人に、必要な分だけ」権限を与えます。

  • 全員にroot/管理者権限を配らない
  • 使わなくなったアカウントは無効化(退職者の放置は危険)
  • ファイアウォールも「全部許可」でなく必要な通信だけ

2. デフォルトを変える

  • 初期パスワードは必ず変更
  • 不要なサービス・ポートは閉じる
  • デフォルトの管理アカウント名を避ける

「初期設定のまま」は、攻撃者に狙われる定番の穴です。

3. パッチを当てる

既知の脆弱性は、攻撃者にとって格好の入口です。特にVPN機器やFW、公開サーバは狙われやすいので、ファームウェア・OSを最新に保ちます。「動いているから触らない」が、セキュリティでは仇になります。

4. 認証を固める

  • 共有アカウントを避け、個人単位で
  • 重要な入口には多要素認証(MFA)
  • SSHはパスワードでなく鍵認証に

5. ログを残す・見る

  • 誰が何をしたかを記録(操作ログ、認証ログ)
  • 消えないように別サーバへ転送
  • 異常(大量ログイン失敗など)に気づける状態に

6. 暗号化する

  • 通信はSSH/TLS/VPNで暗号化(平文のtelnetは使わない)
  • 保存データも、重要なものは暗号化

「便利」と「安全」のバランス

セキュリティを固めると、多少不便になります。でも、便利さを優先して穴を開けると、いつか痛い目を見ます。「なぜこの制限があるのか」を理解して、必要な不便は受け入れる。このバランス感覚が、インフラエンジニアには求められます。

まとめ

セキュリティの基本は、最小権限・デフォルト変更・パッチ適用・認証強化・ログ・暗号化。派手な技術ではなく、地道な基本の徹底です。専門家でなくても、これらを日々の構築・運用で意識するだけで、システムは格段に堅くなります。セキュリティは、全インフラエンジニアの基礎教養です。

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