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インターネットゲートウェイとNATゲートウェイ|公開と非公開の分け方

クラウドかなこ ・ 公開 2026-07-23 ・ 更新 2026-09-04 ・ 閲覧 224
技術解説 #冗長化#AWS#NAT

VPCで混乱しがちな「IGW」と「NAT GW」。名前は似ていますが役割が違います。初心者向けに、違いをはっきりさせます。

インターネットゲートウェイ(IGW)

VPCをインターネットに接続するための出入口です。VPCに1つアタッチします。

  • 双方向: 外へ出ることも、外から入ることもできる(設定次第)
  • パブリックサブネットのEC2に「パブリックIP」を付け、ルートテーブルで 0.0.0.0/0 → IGW にすると、インターネットと直接通信できる

Webサーバのように「外部からアクセスされたい」ものは、IGW経由で公開します。

NATゲートウェイ(NAT GW)

プライベートサブネットのサーバが、外へ出るためだけの出口です。

  • 片方向: 内から外へは出られるが、外から内へは入れない
  • パブリックサブネットに置き、プライベートサブネットのルートを 0.0.0.0/0 → NAT GW にする

用途は、プライベートなサーバが「パッケージ更新やAPI呼び出しで外に出たいが、外部からは隠しておきたい」場合です。オンプレのNAPTと同じ発想で、外部からは中が見えません。

何が違うのか(一言で)

  • IGW: 公開したいもの用。双方向。
  • NAT GW: 隠したいけど外に出たいもの用。内→外の一方向。

典型的な構成

パブリックサブネット
  ├─ Webサーバ(IGW経由で公開)
  └─ NATゲートウェイ
プライベートサブネット
  └─ DB/APサーバ(NAT GW経由で外へ出るだけ、外からは入れない)

Webは公開、DBは隠す。でもDBもたまに外部へ出たい(更新など)。この要求を、IGWとNAT GWの組み合わせで実現します。

注意点

  • NAT GWは、パブリックサブネット側に置く(そこがIGWで外に繋がっているから)
  • NAT GWは従量課金。台数と通信量でコストがかかる点に注意
  • 冗長化するなら、AZごとにNAT GWを置く

まとめ

IGWは「公開用の双方向ゲート」、NAT GWは「隠しつつ外に出るための一方向ゲート」。この役割分担が、パブリック/プライベート設計の要です。「外から入れたいか、内から出したいだけか」で使い分けると、迷わなくなります。

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