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サブネットとルートテーブル|VPCの中をどう区切るか

クラウドかなこ ・ 公開 2026-07-25 ・ 更新 2026-09-04 ・ 閲覧 279
技術解説 #冗長化#AWS#NAT

VPCを作ったら、次はサブネットとルートテーブルです。ここがVPC設計の心臓部なので、初心者向けに丁寧に解説します。

サブネットはVPCの「区画」

VPCのCIDR(例 10.0.0.0/16)を、用途ごとに小さく区切ったのがサブネットです。

10.0.1.0/24  … Web用(外に公開したい)
10.0.2.0/24  … DB用(隠したい)

各サブネットは、1つのAZに属します。AZをまたぐには、AZごとにサブネットを作ります。

ルートテーブルが「公開/非公開」を決める

サブネットの性格(公開か非公開か)を実際に決めているのは、ルートテーブルです。ルートテーブルには「この宛先はここへ送る」という経路を書きます。

パブリックサブネットのルートテーブル:

10.0.0.0/16 → local        (VPC内は直接)
0.0.0.0/0   → igw-xxxx      (それ以外はインターネットゲートウェイへ)

0.0.0.0/0 → IGW があると、そのサブネットはインターネットに出られます。これが「パブリック」の正体です。

プライベートサブネットのルートテーブル:

10.0.0.0/16 → local
0.0.0.0/0   → nat-xxxx      (NATゲートウェイ経由で外へ出るだけ、外からは入れない)

IGWへの直接経路がないので、外から直接アクセスされません。

「パブリック/プライベート」は設定で決まる

重要なのは、サブネットに"公開"という属性があるわけではないこと。IGWへのルートを持つルートテーブルが関連づいているかどうかで、公開/非公開が決まります。ここを理解すると、VPCの動きが一気に読めるようになります。

サブネット分割の設計

  • Web層(公開)、AP層・DB層(非公開)で分ける
  • AZごとに分けて冗長化
  • 将来の拡張分のCIDRを空けておく

オンプレのセグメント設計と全く同じ発想です。

まとめ

サブネットはVPCの区画、ルートテーブルがその性格(公開/非公開)を決めます。「パブリックサブネット=IGWへのルートを持つサブネット」と理解するのが、VPCマスターへの近道です。まずはWeb公開・DB非公開の2層を作るところから始めましょう。

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