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物理サーバのスペックの読み方|CPU・メモリ・ストレージの選び方

サーバ番長 ・ 公開 2026-08-15 ・ 更新 2026-09-04 ・ 閲覧 233
技術解説 #冗長化

サーバを選ぶとき、カタログの型番と数字の羅列に圧倒されませんか。物理サーバのスペックの読み方を、実務目線でまとめます。

CPU:コア数とクロック

サーバ用CPU(XeonやEPYCなど)は、

  • コア数: 同時に処理できる数。仮想化で多数のVMを載せるなら多コアが効く。
  • クロック(GHz): 1コアあたりの速さ。シングルスレッド性能が要る処理では効く。
  • ソケット数: 1台に複数CPUを載せられる(2ソケットが定番)。

「たくさんのVMを詰め込む」なら多コア、「重い単一処理」ならクロック、と用途で見ます。

メモリ:容量とECC

  • 容量: 仮想化ではメモリが先に枯渇しがち。VMの合計に余裕を持たせる。
  • ECCメモリ: サーバ用はエラー訂正機能付き。ビット化けを検出・訂正し、安定性を上げる。サーバでは必須。
  • 増設を見越して、スロットの空きも確認。

ストレージ:種類と構成

  • HDD: 大容量・安価・遅い。バックアップやアーカイブ向け。
  • SSD(SATA/SAS): 速い。OSやDB向け。
  • NVMe: 非常に速い。高IOPSが要る用途向け。
  • RAID構成: 冗長性と性能のためにまとめる(別記事で詳説)。

用途(OS用は速いSSD、データ用は大容量)で使い分けます。

ネットワーク(NIC)

  • ポート数と速度(1G/10G/25G…)
  • 冗長化のため、最低2ポートは欲しい(後述のbonding)

電源・冗長性

  • 電源ユニット(PSU)の二重化: 1つ壊れても止まらない。DCでは基本。
  • ホットスワップ対応(無停止で交換)か。

選定の考え方

  1. 何を動かすか(Web/DB/仮想化基盤)で必要な性能を見積もる
  2. 将来の増加を見込んで、少し余裕を持たせる
  3. 冗長性(電源・NIC・ディスク)を確保する
  4. 保守(ベンダーサポート期間、部品供給)も確認

まとめ

サーバ選定は「用途→必要性能→余裕→冗長性→保守」の順で考えます。数字の羅列に見えるスペックも、「何を動かすためか」を軸にすると読めてきます。特にメモリ枯渇と電源冗長は、後で泣かないために最初から余裕を見るのがコツです。

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