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OSPFネイバーがEXSTARTで止まる障害の切り分け手順(実機で再現して確認)

佐藤(運用8年目) ・ 公開 2026-07-19 ・ 更新 2026-07-22 ・ 閲覧 349
障害対応事例 Cisco #OSPF#障害対応

事象

拠点ルーター更改後、OSPFネイバーが EXSTART/EXCHANGE を行き来したまま FULL にならない事象が発生。

%OSPF-5-ADJCHG: Process 1, Nbr 10.0.0.2 on GigabitEthernet0/0 from EXSTART to DOWN

結論(先に要点)

原因はMTU不一致。更改した側のインターフェースにMTU 9000(ジャンボフレーム)が残っていた。OSPFはDBD交換時にMTUを比較するため、不一致だとEXSTARTから先へ進まない。

切り分け手順

  1. show ip ospf neighbor で状態遷移を確認(EXSTARTで止まるのはMTU/認証/ユニキャスト到達性が定番)
  2. 両側で show ip interface Gi0/0 | include MTU を比較
  3. 応急処置は ip ospf mtu-ignore(恒久対応はMTU統一を推奨)
interface GigabitEthernet0/0
 mtu 1500

教訓

  • 機器更改時は「コンフィグ差分」でなくインターフェース単位のMTU/速度/duplexの突合表を作る
  • mtu-ignore は便利だが、経路上の実MTU不一致によるDF問題を隠すので恒久対応にしない
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